10 内部ユニット作成①

シェルが完成したら、次は内部ユニットの作成です。
とりあえず、この動画を見れば全てOK!
※ ただし、イヤホン自作セット(vibro製)の説明動画のため、カナル部分のレジン充填処理とかは無いので注意(セット同封のエポキシ接着剤だけで作成している)。


ちなみに、この動画だとドライバがGK31732なので、簡単にケーブルを半田付けしていますが・・・・
(ターミナルの半田パットがネットワーク基板上なので、失敗しても致命傷にならない)

米粒みたいに小さいRAB33257とかの半田付けは・・・気分はカリスマ脳外科医師ですよ(笑)

アドバイスとしては、
① ケーブル側に必ず予備ハンダを行うこと
② 半田コテに半田を付けてからチョンチョンとドライバの半田パットに乗せたケーブルを叩くみたいな感じ

半田コテをぎゅーっと押し付けると必ず失敗します。
ドライバの半田パットは3秒以上コテを当てると溶けて取れます(涙)
単価1,500円程度のRAB32257で良かったよ ↓



それから、コネクタ側も熱に弱いので短時間で素早く半田付けを。
MMCXは中心の軸が樹脂で固定されているので溶ける危険があります。



カスタム2pinも筐体自体が熱で溶ける危険が。
オスコネクタを刺した状態で半田付けすると熱が逃げるのでオススメ。





内部配線の王道はEstron社のリッツ線(エナメル線を寄り合わせたもの)ですが、これまたお高いw






オススメはモガミ2706
予備ハンダも乗りやすいです。皮膜を剝くときはラジオペンチで本体側を掴んで、爪で挟んで引っ張ると綺麗に剥けます。



あと、米粒みたいなバランドアーマチュアへの半田付けは、ペットボトルの蓋部分周辺に医療用紙テープ(怪我したときにガーゼ張り付けるやつ)でドライバを立てた状態で張り付けると作業がしやすいです。
↓自作の精密作業台。もちろん全て100均で制作w





結論
ハンダ自体も100均ダイソーのオーディオ用を使っています
ええ、オーディオ用です。自意識高い系なので。

・・・はぁ?銀ハンダ?なにそれ食べられるんですか?


細かい半田付けを求められるカスタムIEM自作には、熱調節式のコテがオススメらしいです。自分はダイソーの20w半田コテですけど。


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