09 シェル作成③

中空シェルが完成したら、まずフェイスプレート側を平らに均します。
粗目のサンドペーパーを平面に置いて、シェルを逆さまに(伏せて)当てて削っていきます。
シェルの高さ(深さ)は、中に入れるドライバの数や耳の大きさによっても違うと思いますが・・・・
私は写真で示した場所が同じくらいの高さになるようにしています(汚い耳を見せてすみません)。



次にカナル音導管とケーブルコネクタの穴あけです。
このシェルは埋め込み2pinコネクタを装着する予定だったのでこの大きさの穴を開けました。



使用した獲物は100均ダイソーのリューター。しかも600円の安い方。
せめて800円の高性能型を買うことをおすすめします(-∀-)
ダイソーのうんこリューターを使うときの秘訣は・・・・
① トルク不足なので強く押し当てない
② まともなビットを別途購入する←えっ?それ100均の意味ないじゃん(涙)


そうなんです。ダイソーに売っているビットは全然削れません。
どれくらい削れないかというと、まともなビットがシャア専用ゲルググだとするとダイソービットはククルスドアン専用ザク(しかも燃料切れでガンダムから海に投げ捨てられた後)ぐらいダメです。
いやまじで。

↓ということで、近所の大きなホームセンターにてそれぞれ4~500円で購入。
ダイソーリューターでもこれさえあればグフ程度の戦闘力になります・・・・一応。




カナルの音導管の穴は、ダイソーの精密ドリル(ピンバイス)がおすすめ。
何種類か太さがあるので、細い方から順番に使って開けると上手くいきます。
よくカスタムイヤホンに使用されている内径2mmのチューブであれば、最終的に3mmのドリルの穴が丁度良いかと。






穴を開け終わったら、中性洗剤と100均の絵筆(馬毛)で内側をよく洗いましょう。


結論
これにてシェル完成\(^o^)/
100均はイヤホン自作家の宝庫なんだぜ!



とかいいつつ、カスタムIEM自作する人はブロクソンとまでは言わないものの、3,000円程度のまともなリューターの購入をおすすめします。

0 件のコメント :

コメントを投稿